会長から

北海道技術・家庭科教育研究会

会 長   岩本正美

 北海道技術・家庭科教育研究会会員の皆様には、日頃より本会の活動に対しまして、深いご理解と弛みない実践を頂いておりますことに、厚くお礼申し上げます。
 平成29年3月に次期学習指導要領が公示され、周知期間移行期間を経て中学校は平成33年度より全面実施となります。現行の学習指導要領のもとで日々の教育実践を進めながら、新しい教育課程にも取り組み始めることが求められます。
 昨年の第69回北海道技術・家庭科教育研究大会札幌大会は、開催地札幌市の会員の皆様のご努力により、全道から230名の皆様にご参加をいただくことができました。研究授業では市内4校の中学校のご協力をいただきながら、技術・家庭科それぞれ2つの授業が行われました。午後からは提言発表と文科省教科調査官による指導講評をいただき、有意義な大会になりました。当日の参加並びにご協力いただきました先生方には、心より感謝申し上げます。
 札幌大会では、研究主題を新たに「社会にいきる技術・家庭科教育」とし、副主題「主体的に生活を創造する生徒の育成」と設定しました。これは、産業や技術が発達し、それに伴って社会も大きく変化していく中で、持続可能な社会を構築することを目指すため、子供たちに「自立から共生」、言い換えると「自分」の生活から「共に生きる」生活という視点、すなわち学んだことを社会で役立てることで、より生活しやすい社会を創るという視点を大切にする思いを込めています。また、副主題の「主体的に生活を創造する生徒の育成」については、日常の生活の中から課題を把握し、生徒自らが主体的に課題の解決に向けて探求し、その成果を生活に役立てることで、主体的に生活を創造していく、そういう生徒の姿を目指しています。
 私たち教育に携わる者の使命は、子供たちを将来の社会を創る大切な人材として育て送り出すことにあると思います。そのためには、技術・家庭科教育において、「社会」そして「創造」という言葉は重要なキーワードであると思います。
 平成29年11月には秋田県で全国大会が行われました。全国から多くの会員が集まり活発な意見が交流されたことを報告いたします。30年度の全国大会は11月20〜22日に佐賀県で行われます。
 また、北海道地区は11月7日(水)、道東の釧路で大会が行われます。テーマは今年度から引き継がれ、継続することとなり、着々と準備が進められているところです。次期学習指導要領への移行期間として、本教科が果たす役割の大きさを認識し、実り多い大会となるよう皆さんのご協力と多くの方のご参加をお願いいたします。

コメントする

サイト情報


since March 7, 2009